第二種電気工事士の技能試験どう勉強していいか分からない・・・。
そんな疑問に電気ド素人の女子事務員が独学で一発合格した練習方法をご紹介します。
筆記試験自己採点

まず、筆記試験受かっているか受かっていないか、凄く重要でした。
なぜなら、筆記試験合格発表日が2020年11月20日にあり、
実技試験が地域によって異なりますが、2020年12月12・13日実施だったからです。
試験結果が出てからケーブルや器具をインターネット等で注文していたのでは、電気ド素人には勉強時間的にキツいなと思っていました。
ですので、私は自己採点で合格点をとれていることを確認し、インターネットで材料を注文しました。
時間的に不安な方は必ず自己採点が出来るように自分の解答を持って帰りましょう。
自己採点は一般社団法人電気技術者試験センター発表の正式な回答を確認しましょう。
受験の次の日に発表がありました。
一般社団法人電気技術者試験センターは ≫≫≫ こちら
実技勉強への準備
テキスト
私が実際に使用したテキストは下記のものです。
写真が多く使いやすいテキストでした。
工具
工具は、指定工具+VVFストリッパーを準備しましょう。
詳しい選び方は下記記事を参考にしていただければと思います。
非力な方向け
リングスリープ圧着工具が中まで圧着できる工具セットです。
力のある方・現場で使用される方向け
リングスリープ圧着工具が大まで圧着できます。
器具・ケーブル
器具はある程度壊れず使用し続けることができますが、ケーブルは切ってしまうので練習回数を何回分購入するか凄く悩みました。
1回・・・ド素人なので絶対足りない。
2回・・・不安残るけどいいかも。
3回・・・安心。でも材料費高い、試験までに3周できるかな?
悩みに悩んで落ちるの嫌だなと思い3回分にしました。
私が使ったセットと同じものが無いので、3回練習できるセットをのせておきます。
技能試験基本の勉強開始


いよいよ、準備が出来たら実技の練習開始です。
工具も揃い器具も揃いケーブルもいっぱいある。
でも、ケーブルの切り方すら分からない無知すぎる管理人。
しかも、合格しているかしていないか正式な発表がでないとなかなかやる気にならなかったです。
テキスト・複線図の確認
まず、テキストを読みどのような場合に欠陥として取られるのか確認しましょう。
間違ったまま作業していては、元も子もありません。
筆記試験でも複線図は合ったと思いますが、確実に複線図を描けるように練習しましょう。
極性、ケーブルの色等ミスが無いよう複線図を完璧にしておきましょう。
テキストの確認は合格発表までに確実に終えておきましょう。
工具の使い方
テキストに付いていた動画を見てyoutubeで工具の使い方を片っ端から見ていきました。
色々見て分かりやすく私が一番おすすめしたいのは、電工試験の虎_ホーザンが出しているyoutubeです。
女性の方が解説しており、大変分かりやすかったです。
ケーブルを扱う練習
動画を見ながらいろいろなケーブルを切ったり、VVFケーブルのストリップやのの字曲げを練習をしましょう。
ストリップして芯線に著しい傷はないか、のの字曲げは一周以上していないか、基本をしっかり押さえて取り組みましょう。
器具への結線
全ての器具へ結線を繋げるように練習していきます。
器具の結線も色々な箇所で欠陥があります。
一つずつ焦らずに基本を押さえていきましょう。
公表問題の練習


公表問題を完成させたら念入りにミスがないか確認しましょう。
独学なので間違えを指摘してもらえる人がいません。
頑張って完成させた作品が合っているのか分からず、間違えて覚えていたら・・・とゆう不安との闘いですが、自分で念入りにテキストやyoutubeと見比べて作業していきましょう。
私は合格発表までずっと不安でした。
スケジュール
続いて公表問題の練習に進みます。
【公表問題13問×購入分の材料3回分÷技能試験までの日数】である程度のスケジュールを書き出します。
最初は公表問題1問完成させることに1時間以上かかっており、平日は仕事があるため1日1問完成させることでいっぱいいっぱいでした。
慣れることにより作業時間もどんどん短くなります。
1日の練習回数も増えるのでどんどんスケジュールを変更しながら進めていきましょう。
私が実際に行った練習は
11月20日~11月30日までの10日間で基礎の練習+実技試験公表問題No.1~No.11まで1回ずつ練習。
12月1日~12月10日までの間に11月の練習を含めNo.1~No.13を各3回練習。
12月10日~試験当日までは不安な公表問題を練習。
作業工程の多いNo.7 やジョイントボックスが出る問題が苦手だったのでそこを重点的に練習をしました。
時間配分
練習の際には必ず時間を測ってください。
試験時間は40分です。そんなに長くはありません。
時間配分として、私は複線図に時間をかけていました。
長い場合、7分程かけて複線図をかいていました。
~7分以内に複線図
~30分以内に作品を完成
~40分配線ミス等ないかの確認作業
確認作業はもし間違えていた場合、訂正に時間がかかる作業だったらいけないので多めにとっていました。
ギリギリまで粘る


独学で回りに確認することもできない、不安だらけの実技試験。
最後の最後まで自信がもてませんでした。
試験開始ギリギリまでずっと練習をしていました
試験が終わってからも、複線図の答え合わせのみで受かっているのか受かってないのかモヤモヤの中、合格発表まで1ヵ月以上待ちます。
受かっていた時は嬉しいとゆうよりホッとしました。
これから受験される方も、不安襲われることばかりの実技試験ですが焦らず丁寧に作業をしてホッとしましょう。
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